小児科・内科・アレルギー科

新生児内科・脳神経小児科

〒6830805 米子市西福原3-10-34

TEL: 0859-35-5611

一般診療について

赤ちゃんの診察

出生〜半年くらいの赤ちゃんは、外の環境に慣れるまでいろいろな体調の変化を認めます。また、生まれつきの病気が見つかる事も多い時期です。体重、栄養、皮膚、おへそ、排便、発達などの一般的なことから、急な体調不良(不機嫌、ミルクを飲まない、嘔吐する、熱がでた、ぐったりしているなど)まで、幅広く対応可能です。特に生後3ヶ月未満の赤ちゃんは抵抗力がとても弱く、重症な感染症が隠れていることもあるため、気になる事があればすぐ受診ください。

小児のかぜ

小児の「かぜ」の多くはウイルス性で、特別な治療を必要としないものが多いです。その時期の流行や、症状の特徴などから迅速検査などを行いながら、必要な検査を行いながら診療しています。ただ中には注意しないといけない感染症もあります。たとえば、風邪症状や胃腸症状、皮膚症状を有する小児については、溶連菌感染症を疑う場合があります。溶連菌感染症は小児ではよくある感染症ですが、7~10日間の抗生剤治療を必要とし、リウマチ熱、腎炎、関節炎、チックや強迫症状などの合併症を呈することもある油断のならない感染症です。適切な治療を行うことがこれらの合併症を予防することにもつながります。また、溶連菌感染を繰り返しているお子さんには、腎炎の合併がないかを尿検査でのチェックをお勧めしています。

長引く咳 かぜ?喘息?副鼻腔炎?

長引く咳を認めるお子さんに対しては、通常のかぜ以外に、副鼻腔炎の合併を認めるかどうかを問診や診察で判断しています。鼻と気管の症状は連動するため、鼻が悪くなってくると夜の咳が増えてきます。喘息のあるお子さんが副鼻腔炎を合併すると通常の喘息管理ではコントロール出来ない喘息発作を繰り返すことも珍しくありません。また副鼻腔は耳とも連動するため、中耳炎を合併したり、突然の高熱の原因となったりします。副鼻腔炎は抗生剤治療を必要とする場合が多く、咳の症状が強ければ熱がなくても抗生剤治療をおすすめする場合があります。治療も1~2ヶ月と長期となる場合もあります。

喘息

喘息とは、‘気管’と呼ばれる空気の通り道が狭くなっておこる呼吸障害で、ゼーゼーしたり、夜に咳が増えたりします。気管が狭くなる原因として気管の未熟性(低年齢)、感染、アレルギーなどがあります。喘息の重症度に合った治療や予防方法などをご家族に提案し、相談しながら治療をすすめていきます。当院では喘息の治療だけでなく、鼻炎や花粉症、食物アレルギーなどの検査治療も行っております。

アレルギー

小児は食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が多くみられます。いずれの疾患にも対応可能です。特に小児のアトピー性皮膚炎は、食物アレルギーとの関連が多く見られ、包括的な管理を必要する場合が多いです。

【食物アレルギー】血液検査を行いながら診断を行い、経過をみながら摂取可能な時期を判断していきます。気になる食べ物、症状があれば気軽にご相談ください。

【アトピー性皮膚炎】重症度に合わせたスキンケアの指導や治療を行っております。程度が強い方には、食物アレルギーの有無を血液検査などで確認します。

【アレルギー性鼻炎】乳幼児期は感染性鼻炎が多い時期で、アレルギーとの区別がつきにくいですが、アレルギーの関与が疑わしい場合は血液検査を行いながら診断、治療を行っています。また鼻炎と喘息は連動する場合が多く、喘息がある方は鼻炎症状に注意が必要です。


<舌下免疫療法>

スギ花粉症、ダニアレルギーのある5歳以上の方を対象に、舌下免疫療法を行っております。

熱性けいれん

乳幼児期は10人に1人くらいの割合で発熱時にけいれんを起こしてしまうことがあります。熱のたびにけいれんを繰り返してしまうお子さんに対しては、発熱時にけいれんを予防する(座薬や内服)対応をとる場合があります。どの予防方法が良いかはお子さんのけいれん頻度やけいれんのタイプによって違うため、けいれんを繰り返している方はご相談ください。

てんかん

小児〜成人のてんかんフォローも行っております。検査や薬物調整が必要な場合は、大きな病院に紹介させて頂く場合があります。

頭痛

小児でも慢性的に頭痛を訴える場合があります。片頭痛や副鼻腔炎、起立性調節障害による頭痛など原因はさまざまですが、近年は生活習慣の変化もあって小児の肩こり頭痛も珍しくありません。頭痛の原因に併せた生活指導や、予防的治療、発作時治療などを行っております。

成人の慢性頭痛の診療も行っています。

起立性調節障害

自律神経機能の不調による、めまい、頭痛、動悸、倦怠感、腹痛などの症状を特徴とします。朝に症状を強く認める傾向があり、症状が強いと朝起きられず、学校生活に支障を来すこともあります。午後からは症状が改善することが多いため、仮病と間違われることもあります。当院では起立性調節障害の生活指導、薬物治療を行っております。

便秘

乳児は、排便リズムの変化、離乳食開始などによる食形態の変化などによる便秘が多くみられます。小児では、排便時の痛みを避けるために排便を我慢して便秘が悪化するという悪循環が多くみられます。まずは正しい排便習慣を身につけ、抵抗なく排便してもらうことが大切になります。お子さんの状態に合わせた食事栄養指導、薬物治療を行っております。

夜尿

夜尿に対しては、尿検査、超音波検査を用いて夜尿の評価を行い、夜尿のタイプに合わせた生活指導や薬物治療を行っております。

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施設紹介

おおの小児科内科医院のご案内

駐車場

25番~46番に駐車できます。
ご利用ください。

病院ウラ手にもジャリ駐車場あります。

リンク集

医院名
おおの小児科内科医院
医師
大野 雅子、大野 光洋
住所
〒683-0805
鳥取県米子市西福原3-10-34
診療科目
小児科・脳神経小児科・内科
電話番号
0859-35-5611

休日夜間受診の判断に迷った時

とっとり子ども救急ダイアル

(鳥取県小児救急電話相談事業)

#8000 を押してください
ダイヤル回線、IP電話の場合 03-5276-9137
※相談料無料ですが、通話料はご負担いただきます。
休日・夜間にお子さんの急な病気やケガなどで、緊急に受診すべきかどうか心配なときに、相談できるサービスです。

鳥取県救急医療情報システム

県内の救急医療機関等の宿日直医の情報などがわかります。

こどもの救急(日本小児科学会)

急な症状について、病院を受診すべきか、家で様子をみてもよいのかがわかるHPです。また、受診時に必要な準備などがわかります。

中毒110番 (情報提供料 無料)
中毒情報 (財)日本中毒情報センター


大阪 072-727-2499 

(365日 24時間)

つくば 029-852-9999 

(365日 9時~21時)

タバコ専用電話
(情報提供料 無料、
テープによる一般市民向け情報)


大阪 072-726-9922 

(365日 24時間)

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